日本でアニメ、ファッション・デザイン、美容、食の仕事をしている外国人が就労ビザを取れた理由 

2019年5月21日 オフ 投稿者: wpmaster

アニメ、ファッション・デザイン、美容、食。

これらは「外国人がクールととらえる日本の魅力」として「クールジャパン」といわれます。

政府は上記業界での外国人の雇用がスムーズに進むように、就労ビザの許可・不許可の参考事例を公開しています(法務省サイト)。

雇う会社が、雇う外国人に、「どんな仕事をさせるのか」が一つの重要な許可・不許可を分けるポイントになります。

不許可となった事例では、申請時の説明内容が審査段階で嘘だと判明したことが原因と明らかにされています。

 

○ 許可になった事例

<アニメーション分野>

●日本の専門学校でマンガ・アニメーション科卒業し,専門士となった外国人が,

 ‐ コンピュータ関連サービス会社でキャラクターデザイン等のゲーム開発を行う

 ‐ アニメ制作会社で,絵コンテ等の構成や原画の作成といった自分が主体となって創作活動を行う

 ‐ アニメ制作会社で,入社当初6カ月程度背景の色付け等の指導を受け、後は絵コンテ等の構成や原画の作成といった主体的な創作活動を行う。

<ファッション・デザイン分野>

●日本の専門学校でデザイン科を卒業し,専門士となった外国人が,デザイン事務所でデザイナーとして創作業務に従事。

●大学の工学部を卒業した外国人が,自動車メーカーでカーデザ イナーとして自動車デザイン業務に従事。

●日本の専門学校でデザイン科を卒業,専門士となった外国人が

 ‐ 服飾業会社でファッションコーディネータ ーとして商品の企画販促や商品ディスプレイの考案等に従事、

 ‐ 服飾業会社の海外広報業務として採用後,国内の複数の実店舗で3か月間販売・接客の実地研修を受け,その後本社で海外広報業務に従事、

 ‐ 服飾業会社で,パタンナーとして,裁断・ 縫製等の制作過程を一部伴う創作活動に従事。

<美容分野>

●日本の専門学校で美容の専門課程を卒業,専門士となった外国人が

 ‐ 海外展開を予定する化粧品会社で海外進出準備の企画・マネジメント業務に従事、

 ‐ ヘアーウィッグやヘアーエクステンション等の商品開発及び営業販売に従事。

<食分野>

●日本の専門学校で栄養管理学等の課程を卒業し,専門士となった外国人が食品会社の研究開発業務に従事するもの。

●日本の専門学校で経営学科を卒業し,専門士となった外国人が飲食店チェーンの海外展開業務を行う人材として採用された後,本社における2か月の座学を中心とした研修及び国内 の実店舗での3か月の販売・接客に係る実地研修を行い,その後本社で海外展開業務に従事するもの。

●日本の調理師養成施設で調理師免許の取得資格を得た外国人が農林水産省の「日本料理海外普及人材育成事業」の対象となって,5年間調理に関する技能を要する日本料理の調理業務に従事。 

●フランス国籍者がドイツでイタリア料理調理師として10年間活動した後、日本でイタリア料理の調理に係る業務に従事するもの。

 

不許可となった事例

<アニメーション分野>

●日本の専門学校でマンガ・アニメーション科を卒業、専門士となった外国人がアニメ制作会社で主体的な創作活動とはいえない背景画の色付け作業などといった補助業務だけしかやらされないケース。

<ファッション・デザイン分野>

●日本の専門学校でデザイン科を卒業し,専門士となった外国人が

 ‐ 服飾業会社で主体的な創作活動がない裁断・縫製等の制作に従事するもの。

 ‐ 服飾業の会社の店舗で専ら接客・販売業務に従事するもの。

●日本の専門学校で主に経理を学んで卒業し,専門士となった外国人が衣料品販売店において専ら販売業務に従事するもの。


<美容分野>

●日本の専門学校で美容学科を卒業し,専門士となった外国人が、

 ‐ 美容師やネイリストとして業務に従事するもの。

 ‐ 海外展開を予定する化粧品会社に雇用され,同社の海外進出準備のための企画・マネジメント業務を行うため1年間の座学及び実地研修を行うとして申請があったが,実際には,同社で同じ業務に就く日本人は4か月で実地研修が終わるのに対し,当該外国人については店舗を替えながら実地研修をするという名目で1年間に渡って販売・接客業務をさせる計画であったことが,審査の過程で明らかになったもの。

<食分野>

●日本の専門学校で経営学科を卒業し,専門士となった外国人が,飲食店チェーンにおいて3年間の滞在予定で海外展開業務を行うとして申請があったが,実際には,入社後2年間は実地研修の名目で店舗での調理・接客業務に従事させる計画であったことが審査の過程で明らかになったもの。
 

 

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